本校キャビンアテンダント・エアライン科の中で希望した学生31名が、韓国の協定校である仁荷工業専門大学（인하공업전문대학）が主催する専攻研修プログラム（4泊5日）に参加しました。
仁荷工業専門大学は1958年に設立され、韓進グループが運営する長い歴史と実績を持つ学校です。5学部28学科を有し、韓国内でも高い知名度を誇ります。
今回の研修では、同大学の航空運航科と航空経営学科の専攻授業を体験。「イメージメイキング」「機内飲食サービス」「航空券予約・発券」など、2日間にわたる実践的なカリキュラムを通して、専門性と実務能力を養いました。
特に今年は、ボーイング737型機の緊急脱出スライドを備えた「航空安全訓練室」や、リアルな機内環境を再現した「飛行実習室（モックアップ）」といった最新施設を活用。これにより現場さながらの環境で研修を受けることができ、学生たちの学びを一層深めるものとなりました。
また、大韓航空本社見学では、普段は見ることができない航空機格納庫を見学したほか、航空運航を支える「OCC（オペレーション・コントロール・センター）」について現役社員から直接説明を受けるなど、現場の臨場感とプロフェッショナル意識を肌で感じることができました。
今回の研修は、参加した学生一人ひとりにとって、将来の夢をより具体的に描くための大きな一歩となりました。エアライン業界への就職を目指す学生はもちろん、来年エアライン留学を準備している学生にとっても、モチベーションを一層高める貴重な機会となりました。
