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キャンパスニュース
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国際留学科アニマルサイエンス専攻の学生が海遊館を見学学習


大阪市には世界最大級とも言われる水族館、海遊館(https://www.kaiyukan.com)があります。世界中の海の生き物が、14の水槽に工夫を凝らした形で飼育、展示され、大人も子供も楽しむことができます。もちろん、楽しむだけでなく海の生き物について多くのことを学べる空間でもあります。
2月2日(木)、国際留学科アニマル専攻の学生が、「動物飼育管理」の授業の一環として海遊館を見学しました。参加した橋本真望さんと坂元ななみさんに見学学習後の感想を聞きました。二人とも海遊館を訪れるのは初めてです。


「屋内にもかかわらずたくさんの岩を使ったアシカやラッコの住まいがあって、できるだけ自然に近い環境で動物を飼育していることがわかりました。
一番印象的だったのは、大きな水槽の中に海面から海底までの自然の海が作ってあって、見学者は階段を上がったり下りたりして、海に生息する生き物を見れるようになっています。どんな生き物が海のどのあたりの深さにいるかがよくわかります。また、環境学の時間に生き物の共生、共存について学びましたが、学んだことがそのまま水槽の中で起こっているようで勉強になりました。
出口のあたりにはくらげがいましたが、イルミネーションの効果でとても美しく、アミューズメント施設としての心配りもされていると思いました。また、館内にはカピパラもいましたが、陸に生きる動物だと思っている人も多いので、新しい発見になると思います。それから、太刀魚が縦に泳いでいるのを初めて見たので、単純に驚いたりもしました。
小さいころに行った地元の水族館とはかなり違い、機会があれば留学する前にまた行きたいと思っています。」
橋本さんも坂本さんもアメリカの4年制大学で動物看護を学び、学位を取得し、同時にアメリカの国家資格である動物看護師試験(VTNE=Veterinary Technician National Examination)への合格を目指します。日本でも、動物看護師を国家資格にする動きがあるようですが、いろいろな組織や団体が独自に実施している動物看護師試験をひとつのものに統一するにはかなりの時間がかかると聞いています。アメリカで資格を取得する方が近道であるだけでなく、将来のキャリアに十分生かせる、レベルの高い教育を受けることができることは間違いありません。
橋本さんは、子供の頃飼っていた犬が重病にかかり、国内では治療法がなくて助けることができなかった後悔から、動物看護師になって多くの動物を助けたいと思うようになりました。留学の意思は固く、高校2年生の時より、大阪外語のオープンキャンパスに静岡県から何度も参加してくれました。カリフォルニア州の短期大学に進学して英語力、専門知識の基礎を固め、その後California State Polytech Universityへ編入するのが現時点での留学計画です。
坂元さんも小さい頃から動物が好きで専門的に勉強したいと思っていましたが、家族の賛成を得ることができず、放射線技師の道に進みました。現在でも大阪外語で学びながら現役放射線技師として働いています。仕事の経験をアメリカでの勉強に役立てたいと考えています。最初の進学先はやはり短期大学。TOEFL450点程度で入学可能な短期大学であれば、授業料もあまり高くなく、良い成績を取れば、多くの4年制大学に受け入れられたり、奨学金を受け取れる可能性もあります。

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